東海学園大学
健康栄養プラザ

平成30年度 本コース講座 第三回

“転ぶ前、転ぶときに気を付けること~転んだ後に後悔しないために~”

 6月30日(土)、平成30年度 健康栄養プラザ 本コースの第3回が開講されました。
“転ぶ前、転ぶときに気を付けること~転んだ後に後悔しないために~”をテーマに約50名の受講者の方々と学生約110名が参加し、講義を行いました。講師を務めるのは、本学の准教授で管理栄養士の小池亜紀子先生とJCHO東京新宿メディカルセンターの整形外科医である紙谷武先生です。

 はじめに、「骨を強くする食生活」についての小池先生による講義を行いました。骨粗鬆症の説明とその予防方法を教えていただきました。カルシウムと一緒にビタミンDを摂取するとカルシウムの吸収率が向上することを学びました。

 つぎに、紙谷先生に「転ばない身体と転んでもケガをしない対処方法」について講義していただきました。紙谷先生は柔道のオリンピックチームのスポーツドクターであるため、柔道の技を取り入れた高齢者の方でも実践できる転倒を予防する運動や、もし転倒した場合の対処方法を教えていただきました。

 さらに、受講者の方々と学生が一緒にスクワット運動などを行い、皆さん楽しそうに参加されていました。質疑応答の時間では受講者の方々が熱心に先生に質問していました。

 最後に、小池先生と学生が調理した骨粗鬆症予防に必要なカルシウムとビタミンD、ビタミンKが豊富な軽食を試食しました。メニューは“鮭缶ピラフ、おからサラダ、ごま酢和え”の3品でした。皆さん美味しそうに召し上がっていました。

 次回の講座は10月13日(土)の“もっと仲良く!知って得する野菜料理”をテーマとした講義と調理実習を予定しています。お楽しみに!

■ガクブログでも、特別講演会として紹介しています。こちらも是非ご覧ください。
健康栄養プラザ、健康栄養学部による特別講演会「転ぶ前、転ぶ時に気をつけること ? 転んだ後に後悔しないために」を開催しました