キャリアサポートプログラム(CSP)
クラウドファウンディングで
名古屋市内すべての公立保育園に紙芝居を。
きっかけは、「名古屋市内小学校の学校給食で、牛乳の飲み残しが年間8,000万円分もある」と書かれた新聞記事を目にしたことです。内容に衝撃を受けた私は、管理栄養士の卵として何かできないかと思うようになり、ゼミで牛乳の豊富な栄養素を伝える紙芝居をつくって、名古屋市農業センターで発表しました。
周囲からの反響は想像以上に大きく、「もっと多くの子どもたちの元へ届けて欲しい」との声に後押しされ、先生からアドバイスをいただきながらクラウドファウンディングに挑戦しました。その結果、支援金額の設定、お礼品の選定、関係各所への協力依頼まで、すべて学生主体でやり切ることができました。この活動は、名古屋市と中日新聞社にも賛同をいただき、多くの支援金が集まったため、市内すべての公立保育園への紙芝居の寄贈が実現。授業で学んだ知識を活かした紙芝居が人の心を打ち、大勢の方々の信頼を集めて名古屋市内の全園配布までこぎつけられたことは、将来への大きな自信となりました。
一人ひとりと向き合い、支えてくれる。
国家資格の取得も確実にサポート。
試験対策は1年次からはじまり、大学4年間をかけて計画的に行われます。そこで一人ひとりの学修到達度にあわせた指導が試されるため、着実に成長を実感することができました。また、不明点をいつでも教員に質問できるよう、「管理栄養士国家試験支援室」という自習スペースも開放されています。模擬試験の点数が伸び悩んでいた友人は、この支援室で先生からいつもつまずくポイントを丁寧に解説してもらい、苦手を克服していました。
このように、学生一人ひとりの理解度にあわせた学修指導があったため、私たちの学年は全員、管理栄養士国家試験に現役合格することができました。支えてくださった先生方には感謝しかありません。
就職活動にも「東海の力」を発揮。
将来は、予防医学にも貢献できる管理栄養士に。
数多くの求人情報を提供していただくなかで今の就職先と出会い、研究分野に力を入れている点に惹かれて第一志望に。その後は、過去の受験状況を知るCDCの方に、職場の雰囲気や、患者さまへの指導方針、病院が求める人物像などを細かくヒアリングして、試験に備えました。めざす病院にあわせて、履歴書の書き方から模擬面接にいたるまで個別に対策していただけたのは、10万人以上のOB?OGを輩出している東海学園グループの情報力があってこそ。先輩方の礎によって築かれた東海学園ネットワークに助けられました。
東海学園グループ全体からのサポートを受けて、私は春から大学病院の管理栄養士として働きます。目標は、一人でも多くの患者さんを健康に導くこと。そのために、まずは学んだ知識を総動員して目の前の患者さんと向き合い、信頼を得られるよう努力していきたいと考えています。そして食の研究にも取り組み、論文発表などを通して病気にかかる人自体を減らしていきたいと思います。
[受験生へのメッセージ]
経験はすべて自分の力になる。
未知の領域にこそ、挑戦しよう。
これから入学する高校生の皆さんにも、ぜひ何事にも積極的にチャレンジし、自分を磨いていってほしいと思います。挑戦は、人間的な成長のはじまりです。東海学園大学は、夢に向かって頑張る学生に必ず手を差し伸べてくれる大学です。 ※2019年3月に取材した内容です。