基礎演習Ⅱ(第2弾)~事業所分野と臨床分野で働く先輩の話を聞きました
病院で働く管理栄養士としてのお話
基礎演習Ⅱでは、毎年、1年生に対する導入教育のひとつとして、各分野の現場で活躍する管理栄養士による講演会を行っています。今回は、事業所分野からはトヨタ生活協同組合の畔柳まどか先生、臨床栄養分野からは独立行政法人国立病院機構名古屋医療センターの小野田慎平先生にご講演いただきました。お二人とも本学管理栄養学科の卒業生です。
畔柳先生からは、生活協同組合について、トヨタ生協の管理栄養士の仕事、事業所給食管理栄養士に求められるもの、メニュー開発についてなど、多岐にわたるお話をしていただきました。調理に自信がなくても仕事をしながら技術を身につけていけば大丈夫といった励ましの言葉もありました。
小野田先生からは、独立行政法人国立病院機構について、急性期施設と療養型施設の話から、名古屋医療センターでの具体的な仕事の話まで、幅広いお話がありました。特に、病院管理栄養士の1日の流れや病院管理栄養士のやりがい、求められるものの話では、学生たちは目を輝かせて話を聞いていました。
お二人とも健康栄養学部の卒業生として、国家試験合格に向けての取り組みや就職活動に対する取り組みなどの話も熱く語ってくださいました。学生たちは聞き漏らさないよう熱心にメモを取りつつ、将来の管理栄養士像にむけての目標を確認しているようでした。
前回に引き続き、今回の講演も、学生たちにとっては将来を考える上で、貴重な機会となりました。
事業所での新メニュー開発のお話
アレルギー対応のお話