基礎演習II ?管理栄養士の仕事を知ろう? において、(株)ヤマモリに勤める卒業生の小宮史織先生が「食品開発」について講演しました
講演している小宮史織先生
1年生のゼミ活動である基礎演習IIでは、毎年卒業生を講師として、「管理栄養士の仕事を知ろう」をテーマに合同講義を開催しています。今年も、食品開発、栄養教諭、病院?福祉、スポーツ栄養の4分野から4名の卒業生を迎えて、管理栄養士の仕事や学生時代、卒業後の進路決定などについて、お話をしてもらいます。第1弾は、(株)ヤマモリに勤める小宮史織先生です。東海学園大学では、対面形式の授業、特に外部講師による講演を重視しており、3密にならないよう広い講堂でゆったりと講演を聞けるようにしています。
(株)ヤマモリは、三重県桑名市に本社を置く東海地方を代表する食品会社であり、「釜めしの素」が大変有名ですが、最近ではタイカレーやギャバ醤油なども一般消費者向けに販売しています。初めに、家庭用商品と業務用商品について、そしてNB商品、PB商品、OEM商品についての説明があり、食品開発では、コンセプト立案から商品レビューまでの流れを自らの経験を交えながら、楽しく話してくれました。また、開発研究所の仕事内容(試食評価や味決定など)や企画開発に必要なスキルなど、将来、食品会社に勤めたいと考えている人には、大変興味深い話を、しっかりとしてくれました。
質問時間に移ると、「食品会社に就職するには、学生時代からどんなことをしておけば有利ですか?面接の時はどう答えるのですか?」、「NB商品とPB商品では、値段と内容に差がありますか?」、「商品開発での食べ歩き調査は、自腹ですか?」、「ヤマモリの製品は、すべてMade in Japanですか?」など、大変活発な質問があり、全部しっかりと答えてくれました。さらに聴講していた教員からもたくさんの質問が出て、終始和やかで明るい雰囲気でした。これも、ひとえに小宮先生の気さくな人柄のおかげだと感じました。また、学生の皆さんには、(株)ヤマモリ様から新商品3点をお土産にいただきました。みんな満足して講演が終了し、大変楽しい時間が過ごせました。(株)ヤマモリ様、大変有難うございました。
このように、東海学園大学卒業生の先輩方は、本当に熱心に在学生をサポートしてくれ、仲間意識の強いところが「とうがくの強み」だと感じました。これからも、優秀な管理栄養士を多数輩出して、ますます発展していきます。
質問に丁寧に答えてくれました
教員の先生達と久しぶりに(中央が小宮先生)
ヤマモリ様からのお土産(ハラル認証の醤油とレトルト食品)