名古屋市中央卸売市場本場で、一日食品衛生監視員になってきました!!
懇談会で質問
名古屋近郊の食品流通の中心的役割を果たしている名古屋市中央卸売市場本場内には、名古屋市食品衛生検査所があり、そこに所属している食品衛生監視員の方々が市場内を流通する食品の検査などを行い市民の食の安全を守っています。今回は、名古屋市食品衛生検査所が主催した一日食品衛生監視員事業に本学の学生7名が参加してきました(食品衛生監視員は、任用資格※をもつ公務員の中から所属の長〔厚生労働大臣、愛知県知事、名古屋市長など〕から任命されるとなることができます。卸売市場のほか、検疫所、保健所などで活躍します。※この任用資格は、本学管理栄養学科で指定の科目を履修することで取得できます。)。
一日食品衛生監視員たちは、まぐろ低温卸売場、鮮魚仲卸、塩干(ちりめんなど)卸売場、青果低温卸売場などを見学し、食品の流通や衛生管理の設備や検査方法などの説明を受け、実際に、洗浄状況のチェック、食品温度の検査、食品表示のチェックなどを行ってみました。その後、懇談会を行い、行政、市場内各業界団体代表者の方々と活発な意見交換をしました。市場内見学と懇談会をとおして、各業界の現場で働いている方ならではの知識で丁寧に分かりやすく説明していただいたことで、講義だけでは得られない現場の知識を得ることができ、学生にとって大変よい刺激になったようです。
放射温度計で鮮魚の温度をチェック
魚介類加工品の表示をチェック