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西堀すき江先生は、東海学園女子短期大学より、四十六年の長きにわたり東海学園大学の教員として、調理科学、食育、栄養教諭分野など広く栄養学専門分野の教育に携わり、さらに多くの大学委員会に参画し、また学部長、副学長として大学運営に大いに寄与されてきました。2019年2月12日（火）最終講義が開催されました。

最終講義では、学生、教職員向けに、今までの研究内容や成果について、その動機を含めて丁寧にお話しされました。女性の大学進学率の低い時代からの体験談、苦労話などもまじえながら、「来たものほぼ何でもチャレンジ」の精神で、研究に教育に情熱的に取り組んでこられた西堀先生ならではの盛りだくさんの講義内容でした。大学院、研究生時代の研究経緯と内容にはじまり、活性酸素除去能力を食品別に分類して、「食品別抗酸化点一覧表」を作成、また、食品（魚や野菜）による血小板凝集抑制効果を調べて「血液サラサラ度表」を公表してきました。さらに、チョコレートのポリフェノール効果や、わさびの血流改善効果なども企業と連携して研究を進めました。最近では、「林修の今でしょ! 講座」や東海テレビ「スイッチ」、そして本日のBSプレミアムpm10:00-「チョコで美しく! カカオ女子のススメ」などTV出演も多く、お忙しい毎日を過ごされているとのことでした。講義が終わると、学生からの花束贈呈があり、さらに管理栄養学科卒業生、そして愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康栄養学科 主任 榎裕美先生からも花束を贈呈されました。

西堀先生、今まで本当に有難うございました。お疲れ様でした。