山崎製パン安城工場を見学しました
山崎製パンの配送トラックをバックに記念写真です。
東海学園大学健康栄養学部では教育の4つの領域として、①病院や福祉施設で活躍する【臨床栄養分野】、②学校教育に携わる【栄養教諭分野】、③アスリートなどスポーツ選手をサポートする【スポーツ栄養分野】、④食品開発や製造に携わる【食品学分野】をあげています。今回は、食品学分野での学外実習ということで、山崎製パン株式会社様のご厚意により、5月19日(土)に山崎製パン安城工場を見学しました。
安城工場は、名古屋市東部(天白区、緑区、南区など)や名古屋市以東の愛知県、三重県南部、静岡県西部を販売エリアとし、食パンから和菓子、洋菓子まで幅広い製品を製造しており、年間売上高は373億円です。東海学園大学名古屋キャンパス、みよしキャンパスもこの販売エリアに含まれ、学内のデイリーヤマザキで販売されるパンは、この安城工場で作られていることを知り、大変身近な存在に感じました。
工場見学では、まず会議室で全体説明と注意事項をよく聞いてから、専用の服と靴に着替え、帽子とマスクを着用して、衛生面で細心の注意を払います。工場に入る時は、手洗い、手指消毒を徹底した上で、粘着ローラーで髪の毛など異物を払い、さらにエアーシャワー室に入り細かい塵まで除去します。はじめに食パンの製造ラインを見学しましたが、まずは巨大なパン生地(中種)にびっくりです。家庭でこねる生地の何千倍もの容量があり、圧倒されます。さらに発酵や生地作り、分割、丸め、中間発酵、成型、焼成、型抜き、と食パンの製造工程をくまなく見学しました。次に、菓子パンや洋菓子の製造ラインを見学し、最後は会議室で質疑応答です。本日参加した学生は、皆、パンの製造工程や食品衛生に関心があり、たくさんの質問が出ましたが、担当の課長様が一つ一つ丁寧に答えてくださり、納得した様子でした。
管理栄養学科の学生によるパン工場の見学は、あまりないそうで、今回は大変貴重な経験ができ、学生も多いに満足した様子でした。山崎製パン安城工場の工場長様、課長様、そして製造過程の係長様をはじめ温かく出迎えていただいた皆様、本当に有難うございました。
山崎製パンの担当者様から工場概要、注意事項の説明をききます。
マスクと帽子を着用し、いざ工場見学へ出発です。