臨地実習に備えて、感染症抗体検査、血液?生化学検査を行いました
採血検査の様子です。問診票に記入後、採血してもらいます。
感染症抗体検査、血液?生化学検査
ちょっと不安だけど、真剣に検査を受けます。
実習を担当する助手の先生も検査を受けます。
2月6日(月)、健康栄養学部2年生が、感染症抗体検査、血液?生化学検査を受けました。健康栄養学部では、3年次に病院、福祉施設、学校、事業所、保健所などの実習施設で管理栄養士になるための学外実習を行います。最近は、病院や、福祉施設、学校の実習で、実習生が感染症にかかったり、またうつしたりすることもあり、実習施設から感染症抗体検査(麻疹、風疹、水痘、ムンプス、B、C型肝炎)を求められることが多くなってきています。
東海学園大学は、こうした実習施設のニーズに応えるため、さらに学生自身が、「自分の健康状態を知り」、「健康状態に気を配る」事の大切さを知ってもらおうと、2010年より学生全員に感染症抗体検査、血液?生化学検査を実施しています(検査費用は無料)。管理栄養士養成課程の学部でフォローを含めて完璧に実施できているのは、東海地方では東海学園大学のみであり、「臨床栄養学」、「臨地実習」に大変力を注いでいることがわかります。もちろん、採血検査後は二人のベテラン医師が検査結果および学生の健康状態を綿密にチェックし、ワクチン接種を薦めたり、持病や健康上の指導を丁寧に行います。このため3年次には、安心して臨地実習を行うことができ、さらには自分の抗体価も把握出来ることで、突然流行する病気を未然に予防することもできます。
検査の実施や健康指導には大変な労力が必要ですが、東海学園大学では管理栄養士養成における重要な事柄と考え、毎年実施しています。