泌尿器科学教授 椎名浩昭先生の特別講義が病理学演習で行なわれました
熱心に講義をする椎名浩昭教授
特別講師の椎名教授と本学の寺嶋教授
真剣に聞き入る学生(土曜日の講義でも96%の出席率でした)
管理栄養学科3年生の病理学演習(臨床医科栄養学演習)においては、管理栄養士の業務に関連する主要な疾病について、アクティブラーニング方式の授業が行われています。糖尿病、痛風、心不全、消化器がん、肝硬変、腎障害、脳血管障害など主要な疾患の症例を通して、自ら問題点をみつけ、解決する能力やディベート、プレゼンテーション力を身につけます。管理栄養士の教育過程では、全国的にも珍しく、東海地方では東海学園大学ならではの授業内容となっています。
今回は、1月7日(土)に島根大学医学部 泌尿器科学教授 椎名浩昭先生にお越しいただき、臨床的に重要な「腎臓についてのおはなし」をして頂きました。腎不全や透析治療、腎移植にはじまり、最先端の手術支援ロボットda Vinciを用いた腹腔鏡下手術など、最先端の内容をわかりやすく丁寧にお話し下さいました。講義後には、「腎移植後の食事や生活管理」や「ロボット手術の他の疾病への適応」について活発な質疑応答が行なわれ、当大学の臨床栄養レベルの高さが伺えるものでした。
東海学園大学管理栄養学科では、特に臨床栄養教育に力を注いでおり、臨床医学、臨床栄養学関連で高名な医師、医療関係者による特別講義が各授業で活発に行なわれています。将来、医療施設や福祉施設に就職を希望する学生にとって、大変心強い教育内容となっています。