基礎演習Ⅱ~現場で管理栄養士として働く卒業生の話を聞きました (第2弾) ~
中林先生の講演の様子
1年生の段階から将来像を描く教育のひとつとして、現場で管理栄養士として活躍する卒業生を招いた講演会 (第2弾) を11月6日に開催しました。今回は、井村屋株式会社 (食品分野)の中林柚佳先生とtomato private training gym (スポーツ栄養分野) の榊原敦先生のお話を聞きました。お二人とも、本学の健康栄養学部管理栄養学科の出身です。
中林先生からは井村屋の会社概要、事業内容、商品開発部の説明、商品開発フロー、大変なこと、やりがいや嬉しかったことなどをお話いただきました。お菓子やアイス、肉まん?あんまんなど、東海エリアの馴染みある会社で、且つ学生目線で講話してくださったため、学生は大変興味深く聞いていました。100品以上商品を出しても長く売れ続けるのは片手程度、と現実の厳しさもお話くださいました。
榊原先生は大手パーソナルトレーニングジムの経験を経て、経営学を学び現在代表トレーナーとして個人ジムを経営されています。トレーニング器具の紹介からトレーニングプランの立案、トレーナーが管理栄養士の資格を持っていることの強み、公認スポーツ栄養士に関するお話と大変幅広くお話をしてくださいました。講義の前には立ち上がって肩をまわす運動を実践してくださり、身体がポカポカと温かくなるのを感じました。運動?栄養?休養の3本を柱にして、健全な精神と身体を作り上げ、それを習慣化して健康に繋げる話は大変印象的でした。
このように健康栄養学部では、即戦力として活躍する管理栄養士を多く輩出しています。
榊原先生の運動実践の様子
講演後に、学生からの質問に丁寧に答えてくださいました