基礎演習Ⅱ~現場で管理栄養士として働く卒業生の話を聞きました (第1弾) ~
小野田先生の講演の様子
1年生の段階から将来像を描く教育のひとつとして、現場で管理栄養士として活躍する卒業生を招いた講演会 (第1弾) を10月30日に開催しました。今回は、国立病院機構東名古屋病院 (臨床分野) の主任栄養士として働く小野田慎平先生と株式会社ミールケア (受託給食分野) でマネージャーとして働く尾崎浩平先生のお話を聞きました。お二人とも、本学の健康栄養学部管理栄養学科の出身です。
小野田先生からは、日本最大の病院ネットワークを有する法人である独立行政法人国立病院機構や東名古屋病院における給食?栄養管理、チーム医療、病院管理栄養士のやりがいや求められるものなど、内容の濃いお話をしていただきました。求められる能力として、コミュニケーション能力や積極性、知識、栄養マネジメントスキルなど多岐にわたるものの、何よりも栄養学を楽しくしっかり学んで欲しいとの先生からのメッセージが学生の心に響きました。
尾崎先生からは、長野県長野市に本社のある株式会社ミールケアの事業内容や保育施設での離乳食から幼児食の食事提供の様子、アレルギーの個別対応や食育の現状についてお話いただきました。食育を通して乳幼児の成長を間近で見られたり、サポートできたりするだけでなく、調理を含めた給食管理全般を経験できることにやりがいを感じている、とのお話に、学生達が目を輝かせながら聴講していました。
このように健康栄養学部では、即戦力として活躍する管理栄養士を多く輩出しています。
尾崎先生の講演の様子