第13回日本栄養改善学会東海支部学術総会で健康栄養学部4年生が演題発表を行いました
質問に真剣に、そして的確に返答しました
6月2日(日)、ウィンク愛知で開催された第13回日本栄養改善学会東海支部学術総会で健康栄養学部4年生が演題発表をしました。
発表したのは、寺嶋ゼミの清水喬太君、山内帆嵩君で、演題名は「食餌組成や自発運動、緑茶カテキン摂取が高脂肪食摂取肥満マウスの代謝に及ぼす影響」でした。高脂肪食摂取肥満マウスを、①高脂肪食摂取を継続した群、②通常食摂取に戻したダイエットコントロール群、③高脂肪食を継続したが、回転カゴによる自発運動群を行った群、を比較すると同時に、それぞれの群で緑茶カテキンの効果も検討しました。その結果、体重や肝機能検査、血漿脂質値、血糖値等において、ダイエットコンロール群、及び自発運動群で有意な減少効果を認めました。緑茶カテキンについては、有意差はないものの、有用な効果が認められました。このことから、過食や運動不足による肥満から生じる生活習慣病予防には、①適正な食事内容、②適度な運動、③緑茶の飲用習慣が有用であることを確認できました。発表には3つの質問がありましたが、それぞれ的確な返答が出来、日頃の学習成果が生かされた結果となりました。また、他の演題に対しても積極的に質問をして、学生に対するインセンティブを獲得することができました。東海学園大学 健康栄養学部では、このように学生のうちから学会発表を経験することで、将来、臨床栄養分野や大学院進学など幅広い分野で活躍する優秀な管理栄養士を育成しています。
発表、質疑応答も終わり談笑の一コマ(座長:寺嶋教授)
演題発表の抄録