第5回スポーツ栄養サポートセミナー&調理実習を実施しました
自分で作ったおにぎり「いただきます」
3月31日(日)Runup Academy所属の小中学生11名、保護者12名を対象に第5回スポーツ栄養サポートセミナーを開催しました。講師は本学卒業生、管理栄養士の外谷夏輝先生と本学、公認スポーツ栄養士の高柳です。ボランティア学生6名は調理および調理実習補助を担当しました。
セミナーは、「私のごはんは何グラム?」をテーマにジュニアアスリートにおける食事の考え方をわかりやすくイラストやアニメーションによって説明しました。今回は選手自身で1回の食事で必要なごはんの量を計算しました。「もうそれ以上食べているよ」と自信たっぷり話してくれる選手もいれば、「今は足りないけれどもっと強くなるために頑張る」と心に決めた選手もいたようです。
その後、外谷先生による実習では、簡単パワーアップおにぎり「枝豆とゆかりのおにぎり」と「しらすとねぎの味噌おにぎり」を計算したごはんの量で作りました。初めておにぎりを握る選手もおりましたが、楽しそうにいろいろな形のおにぎりを作っていました。
食事を作る楽しさを感じてくれたようです。これからお腹が空いた時はアレンジしながら作ってね。
さらに今回は、スポーツ栄養分野を学ぶ学生が考案した献立の試食会も実施しました。献立は、「おにぎり」「鶏もも肉の照り焼き」「牛肉と水菜のサラダ」「切り干し大根とひじきの煮物」「豆腐と玉ねぎの味噌汁」「みかん」でした。選手から「牛乳加えたら基本の型が完成」と驚きの声もあり、面談の成果を感じる一面もありました。選手や保護者から「美味しい」との声をいただき、学生は自信につながったと思います。
今後も本学では、スポーツ栄養サポートを通して、サポート選手のコンディション維持向上に向けた取り組みとともに、学生の実践的な学びの場を提供していきます。
調理実習のデモを真剣に聞く様子
おにぎり作りの様子
学生による試食会準備
学生考案の献立