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　11月6日（月）、調理学授業で、ハウス食品㈱グループ会社サンハウス食品株式会社の取締役工場長小笠原徹哉様、人事課長立川嘉孝様による講義を受講しました。日本でトップクラスの生産量のレトルトカレー製造や、ハウス食品でお馴染みの「フルーチェ」は、全国で販売しているすべてをサンハウス食品様で製造していること、JAXAからの認可を受け宇宙日本食レトルトカレーに取り組まれていることなど、大変興味深いご紹介がありました。2018年以降、ルーカレーに代わり、レトルトカレーの売り上げが逆転しており、単身世帯、災害食、調理時間の短縮といった時代に合わせて今後も伸びていくとのご説明がありました。
　商品開発は、新しい味、見た目、消費者のニーズなど様々な角度から企画し、幅広い知識とコミュニケーション能力が求められていることを教えて頂きました。最後に、安全で衛生的、表示や特許などをクリアして、時代の変化をいち早く探索することをめざしてほしいと学生たちへ温かいエールを頂きました。
　学生からは、「人々が健康になるための食品開発をしたいと考えていたが、宇宙飛行士など特殊な職業の方への食品開発にも興味を持ちました」「宇宙でも変わらず美味しいカレーにするための工夫がすごいと思いました。」といった感想があり、レトルト食品の可能性について学びを深めることができました。