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発行:2014年10月 | ||||||||||||||||||
さようなら 円型校舎 | ||||||||||||||||||
教室?講堂?体育館そして図書館として長年親しまれてきた円型校舎が、2014年度をもって、新しい図書館に生まれ変わることになりました。 今では、1964年の東海学園女子短期大学創立時からの唯一の建物で、開学以来50年以上に亘って、私たちの勉学の場としてのシンボルでした。 懐かしく思われる方も、大勢いらっしゃることでしょう。 円型校舎建て替えを機に、下記のように同窓会を開催いたします。 恩師の先生方も、駆けつけてくださいます。どうぞ皆さま、お誘い合わせて お出かけください。心からお待ちしております。
【ご出席くださる先生方】 長谷川通雄先生(第五代学長) 〈教養教職科〉 糸魚川政孝先生、碓井知鶴子先生、春日井眞英先生、服部正穏先生、 村松園江先生 〈家政学科?生活学科?生活環境学科〉 伊藤きよ子先生、奥田達也先生、奥村ミサヲ先生、尾関清子先生、加藤保子先生、神谷正義先生 小島しのぶ先生、西堀すき江先生、 早野禎二先生、宮本益治先生 〈英文学科〉 青山広先生、大場厚志先生、小川クリスティーン先生、倉橋洋子先生、 津田早苗先生、N.Metcalf先生 M.Rycroft先生、Lafaye B.E.先生、吉本寛先生 〈国文学科〉 伊藤淑人先生、井上寿彦先生、岩野見司先生、加藤孝男先生、近藤洋子先生、田島毓堂先生 田中文雅先生、寺川みち子先生、丹羽一彌先生、三宅ちぐさ先生、 宮田光先生、森本素世子先生 (10月15日現在、ご出席のお返事をいただいた先生方です。東海学園大学ホームページ上の短期大学部校友会ページ掲載の本会報では、随時更新しています)
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学園生活と私の五十年 | ||||||||||||||||||
校友会初代会長
1回生 飯尾(旧平野)和子
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会長さんからのお電話で原稿の依頼を受けた時、今まで何人の方が校友会会長をしているのかと尋ねました。「私で4人目です」とのお答えでした。「それではお断りできませんね。何とか書いてみます」。 まず私が初めて校友会会長を引き受けることになった経緯から始めたいと思います。 昭和39年東京オリンピックの年の4月に第一回生として家政科57人、英語科の35人が入学しました。新しい東海学園女子短期大学の発足でした。家庭的な雰囲気の中2年間の学生生活は私には充実したものでした。 卒業後に研修生として残らないかと短大側からお話がありました。もう少し英語を勉強したいとカルチャーセンターにでも入る感覚でさらに2年間を過ごすことになりました。もう一人の研修生の斎藤さんは夢を抱いていて一年後には米国留学を果たし、その地で引き続き活躍していると聞いています。 校友会の発足の時、「あなたがやるより仕方ないだろうな」と林霊法先生がおっしゃり、会長を引き受けることになりました。思い返しますと、欲のない21才の女の子には重荷でした。力不足で周りの皆様にご迷惑をかけたのではないかと反省しています。 23才で結婚し名古屋近くの農村に住むこととなりました。 27才の時、夫のアメリカ留学に伴い渡米することになり、鈴木幸子先生の勧めで、光畑愛太先生から週末に夫と英会話の特訓を受けました。熱心な指導に腰が痛くなったこともありましたが、おかげで米国では充実した時間を過ごすことができました。 帰国後、頼まれて近所の中学生に英語を教えることになり、30年も続けることができました。 いま、8年前に退職した夫と両親の残した畑で野菜や果物を育てながら晴耕雨読の生活をしています。畑仕事は易しいものではなく、毎日が自然との闘いです。 こうして私がいろいろなことに興味を広めてこられたのは、学園での私の4年間にお会いした先生方から「学ぶことは楽しいからずっと続けることが大事なのよ」と教わったからです。 自由に生きる喜びを実感しています。 | ||||||||||||||||||
私の歩み | ||||||||||||||||||
校友会第二代会長 4回生 加藤信惠 | ||||||||||||||||||
東海学園女子短期大学が、創立50周年を迎えると伺い、私にとってはあっと言う間の半世紀だったように思われます。私は昭和42年に椙山女学園高校から短期大学の四回生として家政学科の保健栄養???にお世話になりました。学生数も今ほど多くありませんでしたから、高校の延長の様に???担任の故友松教授と加藤保子先生がお世話下さいました。本来、私が保健栄養???に入学したのには訳が有り、私の実父が経営する会社は、栄養士が無くてはならない職種で、会社の手助け出来たら、と言う考えもあっての事でしたが、途中で進む道を変えてしまった為、大学ではだらだらとした学生生活を送ってしまいました。卒業後,いけばなと茶道の教師に進み、始めは先生の代理で放送局の役員室等のいけ込みや、ときわ女学院の茶道助手として伺っていました。そんな中、モナコ王国より神戸新聞を通し、小原流(いけばな)にモナコで開催される“フラワーフェステバル”に出場の依頼が入り流内より50名余りが出場する事となり、モナコへと。フェステバル会場では、くじ引きにより出場テーマが有り、それから町へと花を買いに行ったのですが、モナコはフランス語です。英会話も出来ないのに、通訳なしの買い物。その時始めて“仕舞った”短大では、フランス語もドイツ語も学ぶ事が出来たのに。その上、もっとガッカリする事が次の日に起きたのです。なんと私の作品の前に二つもの賞のカードが置かれていたのです。それは後日に王妃(グレースケリー)主催の昼食会で表彰式があり、グレースケリー王妃から、お祝いの言葉を頂き握手をするのですが、何と言われたのかわからず、ただ笑顔、その笑顔も引きつるばかり。そんな悲しい旅から帰り一念発起、フランス語を勉強することにしました。学生の時の様には覚えられず、文化センターと先生のお宅と掛け持ちで、やっと一人で旅に出る事が出来るようになりました。 今、いけばなを教えながら、若い生徒さん達に“今を大切に”と言っています。学ぶ辛さから学ぶ楽しさに変化していく、その過程を楽しみなさいと。現在東海学園大学の華道部に指導に伺っていますが、残念な事に今、日本の伝統文化“道”華道?茶道?柔道などきっと海外へ出たら知っていて良かったと思われる文化が低迷しています。海外の日本大使館などに派遣される書記官は、必ず東京で華道?茶道の指導を受けていかれます。今すぐ実用でなくとも、心にゆとりが持てたら、きっと明るい未来がある様な気がします。“明日は明日の風が吹く”ではなく一日一歩の大切さを、高校生や大学生に教えてゆきたいと思っています。まとまりのない文章になってしまいましたが、最後に皆様に幸多かれと祈っています。 | ||||||||||||||||||
五十年つれづれ | ||||||||||||||||||
校友会第三代会長 2回生 一色(旧長谷川)成子 | ||||||||||||||||||
つい先日の小二になる孫との会話。「ばあちゃん昔勉強した?」「う~ん受験の勉強はしなかったけれど勉強はしたよ、二つ大学を卒業したもの」「ふう~ん、そっか」 私は家政科二回生です。卒業後も特にやりたい事もありませんでしたが、ただ何かをしなくてはいけないという気持ちだけはありました。先生の勧めがあり、勉強したかったわけではありませんが研修生として残りました。 また四大卒業資格をとるべく、日本女子大の通信教育を受けました。研究室の手伝いをしつつ、必ず卒業しようと。この頃が一番勉強しました。その後助手に採用されました。 教授からテーマを与えられ、他の大学へ行って学ばせてもらった事で多くの刺激を受けました。当時の経験がそれからの私の心の糧になっています。そして校友会会長にとのお話。 私は引っ込み思案の性格の上、夫の転勤に従い京都、東京、松山、東京、名古屋と六度の転居を重ねた為、社会との接点を得る機会がありませんでした。よって会長という柄ではない事は自分でも良く判っていましたし、全く自信はありませんでしたが、他の役員さんの考えや思いをいただきながら校友会活動をしました。その中で私も刺激を沢山いただきました。 67才の今、実行している事は、兎に角新聞を読む事、二時間位かけます。その後二時間位読書をします。日頃社会に対してアンテナだけは張っていたいと思っているからです。 今の世の中、若い人の雇用環境、特定秘密保護法、原子力発電の再稼働、集団的自衛権の行使容認等、頭に浮かぶ事は不安なことばかりです。夫と二人テレビの前で怒りの拳を張り上げ次の選挙には???と思いを馳せる今日この頃です。 末文になりましたが、短大創立50周年のお祝いと皆様の今後益々のご活躍とご健康をお祈りいたします。 | ||||||||||||||||||
私のこれから | ||||||||||||||||||
校友会第四代会長 8回生 明嵐(旧内島)文江
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短期大学が出来て50年。50年前は中学一年生、部活でソフトボールを始めました。そして、今も地域でママさんソフトボールを続けています。また健康の為に夫とボーリングをしています。 一昨年定年を迎え、昨年は食生活アドバイザー(一般社団法人FLAネットワーク協会)の資格を取りました。資格を取るために久しぶりに勉強をしました。むしろ学生の時より勉強したかも?? そして、今年3月より週2回ディサービスで食事を作っています。利用者さん、職員さん合わせて20人から25人分の食事を朝9時15分から12時までに一人で作っています。献立はヘルパーさんが作成、材料は自分で考え、買ってきてもらいます。 ある日の献立―ごはん?味噌汁?鶏の照り焼き?きんぴらごぼう?サラダと5種。12時までに盛り付けが終わるように段取りを考えたり、どうしたらおいしく出来るか、パソコンで色々な情報を取り入れながら作っています。だしパックを使ったり、干し椎茸、昆布でだしをとったりと出来るだけ化学調味料を使わないように、また美味しく食べてもらいたいとたくさんの食材を使うようにしています。一生懸命に作り、食べ終わったあとの食器が空になっているとうれしい気持ちになります。ある利用者さんから「味がやさしくておいしい」と言われた時、もっと美味しく作ってあげたいという気持ちの励みになりました。大変だねと言われると、「意外と楽しいよ」と素直に言えます。 もともと食べる事が好きで、だから短大では栄養士を目指しました。しかし、栄養士の資格を生かした職業は、保育所栄養士として10年位しかありません。 今、ディサービスでの食事作りを通じて「食」について関われる事は短大で栄養士を目指した事が生かされていると思います。 また、誰かの役に立ちたい気持ちを持ち続ける事で自分自身が健康で楽しく生きていく励みにもなっています。 卒業生それぞれ、短大で学んだ事が自分の年輪の一部になっていると信じています。 今、校友会は試行錯誤中。一緒に考えましょう。そしてこれからもよろしくお願い致します。 | ||||||||||||||||||
安藤昭代先生との思い出 | ||||||||||||||||||
国文学科 20回生 加藤優佳 | ||||||||||||||||||
国文学科の卒業生である私が、家政学の教授でいらした安藤先生についてお話しすることを不思議に思われることでしょう。もちろん、学生時代には先生のことを存じ上げませんでした。私の安藤先生との出会いは、卒業後のことです。 2年生の秋、東海祭の実行委員長という大役をいただき熱中していたため、就職活動は完全に出遅れていました。そんな時、「卒業後は学校に就職しませんか」というお話をいただき、母校に就職し、そして、国文学科を卒業した私が、なぜか家政学科長付きの教務助手という役割をいただくことになったのです。 就職して2年目に安藤先生が学科長になられました。先生は常に優しく思いやりを持って接してくださいました。頼まれた仕事が終わると「加藤さんが手伝ってくれると助かるわ」、お茶をいれれば「おいしいわ」など、必ず一言、声を掛けてくださいました。また、私をはじめ他の教務助手の話もよく聞いてくださり、私たちにとってよりよい職場環境を作れるようにしてくださいました。先生の下で働かせていただいていた間、本当に母親のように私たちを見守ってくださっているという安心感がありました。 その後、先生が退職され神奈川に移られてからは、賀状だけのやりとりになってしまいましたが、毎年「あなたがお元気で嬉しいです」という言葉をいただいていました。しかし、今年はその言葉をいただけず心配しておりましたところ、今回の訃報を受け、当時のことを懐かしみ、残念な気持ちでいっぱいです。 (安藤昭代先生が、2014年7月5日にお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りします。) | ||||||||||||||||||
「東海学園新春互礼の集い」のご案内 | ||||||||||||||||||
恒例となりました「新春の互礼」を下記の如く開催致します。
多数のご参加をお待ちしています。参加ご希望の方は校友会事務局にハガキでご連絡ください。 ご案内状をお送りいたします。 | ||||||||||||||||||
共生文化研究所フォーラム | ||||||||||||||||||
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入 試 関 連 | ||||||||||||||||||
【東海学園大学 学部学科および入学定員】 2014年4月より人文学部に心理学科を開設し、5学部6学科体制となりました。より専門的な学びを提供していきます。 〔三好キャンパス〕 ◇経営学部/経営学科 【プロフェッショナル系】 ■ビジネスプロフェッショナル(中小企業診断士)コース ■会計?金融スペシャリストコース ■公務員(法と経済)コース ■警察官?消防官コース 【ビジネス系】 ■ビジネスリーダーコース ■キャリアデザインコース ■スポーツビジネスコース ◇スポーツ健康科学部/スポーツ健康科学科 【スポーツ教育系】 ■スポーツ教育コース ■スポーツコーチコース 【健康増進系】 ■健康トレーナーコース 〔名古屋キャンパス〕 ◇人文学部/人文学科?心理学科 人文学科 ■アナウンス?メディア表現コース ■創作文芸コース ■マンガ?映像コース ■言語?文化コース 心理学科 2014年4月開設 ■社会?行動コース ■対人?臨床コース ◇教育学部/教育学科 【学校教育専攻】 【保育専攻】 【養護教諭専攻】 ◇健康栄養学部/管理栄養学科 〈 管理栄養士養成 〉 <多様な入試> 東海学園大学には多様な入試制度があります。受験生が得意とする分野でチャレンジできます。 ◇AO入試|試験日:前期 9/21?中期 10/18?後期 12/7 ◇公募推薦入試|試験日:前期 11/7?8 後期 12/7 ◇資格取得者推薦入試|試験日: 11/7 ◇スポーツ推薦入試|試験日:前期 11/7?後期 2/23 ◇一般入試|試験日:前期 1/29?30?31?中期 2/23?後期 3/11 ◇センター利用入試|試験日:前期 中期 後期 ※個別試験は課しておりません。 <奨学金> 東海学園大学では特色ある奨学金制度を設けております。その中の一部を紹介いたします。 ◇東海学園同窓生子女奨学金 東海中学校?東海高校?東海女子高校?東海学園高校?東海学園女子短期大学?東海学園大学卒業生の子女に対して入学金相当額を支給。 ◇兄弟姉妹奨学金 家計を同一にする兄弟姉妹が本学に入学し、同時期に在学する場合、2人目の入学生に対して入学金相当額(入学時のみ)及び2人目授業料半額相当額を奨学金として支給。 | ||||||||||||||||||
図書館を利用しましょう | ||||||||||||||||||
大学では卒業生のために図書館を公開しています。本や雑誌等が自由に閲覧でき、本は貸出しもできます。ご利用の方は、初回時に身分証明書(運転免許証?健康保険証等)を図書館のカウンターへご提示ください。一年間有効(更新可)の「図書館利用証」が発行されます。 学生気分で図書館を利用してみませんか。 なお、名古屋キャンパス図書館は新館への移動作業に伴い2015年2~3月を休館いたしますのでご了承ください。1月?4月も貸出ができません。詳しくは名古屋キャンパス図書館にお問い合わせください。 名古屋キャンパス図書館 TEL:052-801-1528(ダイヤルイン) 三好キャンパス図書館 TEL:0561-36-6755(ダイヤルイン) 図書館ホームページ URL:http://www.tokaigakuen-u.ac.jp/lib/ | ||||||||||||||||||
お願い | ||||||||||||||||||
会員の方で多方面にわたり、ご活躍されている方をご存知でしたらお知らせ下さい。 今後の会報で紹介させていただきたいと思います。 | ||||||||||||||||||
個人情報の取り扱いについて | ||||||||||||||||||
校友会では、収集した会員の個人情報は、名簿の作成?発行や会報発送時の宛先出力など同窓会活動の付帯業務に使用することを目的としており、それ以外には利用しません。 | ||||||||||||||||||
校友会へのお問い合わせ | ||||||||||||||||||
校友会へのお問い合わせ、住所変更等、校友会に連絡がありましたら、東海学園大学内の事務局に事務員が常駐しておりませんので、はがきにてお問い合わせください。
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【送付先】〒468-8514 名古屋市天白区中平2-901 東海学園大学内 校友会事務局 | ||||||||||||||||||